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TV 【American Idol Season 10 】 TOP 9 <ネタばれ> [音楽]

FOXで放送中のアメリカン・アイドル シーズン10がかなり面白くなってきた。

地方予選、ハリウッド予選と審査員に選抜されてきた実力者たちが、数週間前からいよいよ視聴者に判断をゆだねる本選に突入。
これまで脱落していった数多くの人が、「こんなに上手なのに・・・」と残念に思えるほど米国は才能の宝庫だ。

今週は残った9人が課題の「ロックの名曲」を披露し、視聴者投票の結果8人に絞られた。その結果には、ほとんどの人が驚いたと思う。


脱落したのは、おそらく歌唱力はNo.1と言えるピアだった。
先に発表するワースト3に入ったことも意外だけど、よもや今の時点で脱落とは予想しなかった人だ。

今回ワースト3は、ジェイコブ、ステファノ、ピア。先にジェイコブがセーフティゾーンに戻され、残った2人。
私が脱落を予想したのは、申し訳ないけどステファノだった。きれいな声だし歌も上手い。ただ、印象が薄い。
たぶん本人も自分だと思っていたのだろう。司会者が「脱落はピア」と発表したときの彼の顔は本気で驚いていたから。

審査員のランディは「視聴者が(皆が入れるだろうから)ピアは安泰、と思って投票しなかった結果だ」と評して、トップを争うほどの実力者が脱落になったことを嘆いていた。
確かににそういうこともあるのかな、と思う。ただ、本当にそれだけかな?とも考える。

これまで彼女の歌を聴いてきて、審査員がべた褒めするほど私の心にはあまり響かなかったのも事実だった。予選で歌った「Grenade」は「お!?」と思わせたけど、それ以降、頭角を現してきても「好きだ!」と思わせるものがなかった。
それはワースト3に入ったジェイコブにも言えて、彼の声域の広さ、高音の素晴らしさは素直に凄いと思う。ただ、どの歌も私には同じに聴こえてしまうのだ。

TOP8に残った人のほとんどは、これまで結構不安定だった人も多い。時々、音が微妙にハズれてしまった人もいる。審査員から忠告を受けた人も。それでも私が聴いて、彼らは独自の世界を持っていたり、強みがあったり、あるいは引き出しが多かったり、とても面白い。

2人とも実力がトップクラスで、プロの耳にはとてつもなく才能に溢れた歌い手なのだろう。単に私の好みの問題かもしれない。
だけど、もしかしたら私と同じように、歌唱力だけではない「歌で表現することの面白さ」を2人から感じられなかった人も多かったのかな?とも思う。

歌で表現すること、歌を伝えることの難しさ、そして面白さ。
これまであまり考えずに聴いていたプロの歌も、別の聴き方ができるかもしれない。
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